【2024】中国語電子辞書のおすすめ5選｜ピンイン対応やカシオなど人気メーカーも

中国は近年爆発的な経済発展を遂げました。ビジネスマンにとって中国語を勉強する必要性は以前より高くなっています。中国語学習のスマホアプリも増えましたが、おすすめは中国語辞典を収録した電子辞書です。ピンインがわからなくても、電子辞書なら簡単に検索できます。

電子辞書には中日辞典・日中辞典など、アプリよりもはるかに充実したコンテンツが収録されています。繫体字の辞典が収録されたものや、中国語専攻の大学生が使える本格なものもあります。既存の電子辞書に中国語辞典を追加も可能です。

電子辞書はカシオといった人気メーカーから発売されていますが、種類は少なくないので選ぶのが大変です。今回は電子辞書で中国語を学習するメリットや中国語辞典を収録した電子辞書の選び方、おすすめ商品を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

中国語を学ぶ際、電子辞書がいいとされる理由がいくつかあります。電子辞書は、中日辞典・日中辞典・大辞林・中英辞典など多数の辞書が収録されており、単語や熟語を調べるには非常に便利です。中国語のピンインがわからなくても、手書き入力機能があれば直接書き込んで調べられ、時短で検索でき学習効率が向上します。

さらに、ネイティブ音声機能を使えばその場で発音も確認できるので、ヒアリング・スピーキング学習にも役立ちます。

紙の辞書で単語を調べると、他の単語を目にする機会が増えます。それにより、語彙力は自然とアップしていくのです。電子辞書は目的の単語を素早く調べられますが、他の単語を目にする機会は少なくなります。また、乾電池式の場合は電池切れで学習が中断してしまうのもデメリットです。

電子辞書は知りたい単語を素早く調べるのに素晴らしいツールですが、中国語習得のために語彙力を増やしたい場合は、紙の辞書がおすすめです。

中国語で最も難しいとされる発音を勉強するのにネイティブ音声機能は、必須機能です。四声（しせい）と呼ばれる中国語独特の発音方法をマスターしないと、話が通じない場合もあります。基礎の段階で間違えると後から修正するのは難しいですが、ネイティブの音声があれば正しい発音がわかります。

四声に加え、中国語の読み方をアルファベット表記したピンインを理解できないと、電子辞書を使う上でも不便です。ピンインを覚えるのにも、ネイティブ音声機能は役立ちます。ぜひネイティブ音声機能が備えているものを選びましょう。

中国語用電子辞書は、ピンイン・漢字の音訓・総画数で検索するのが一般的です。手書き入力機能があれば、液晶画面に直接書き込めるので面倒な単語検索が簡単になります。また、字が正確に書けなくても、書きたかった文字を認識してくれるので、中国語学習には便利な機能です。

中国語学習以外でも、旅先などで知らない単語や文字があった場合すぐに調べられるので、使い勝手は抜群です。手書き入力の他にも、キーボード入力もありますので、併用して使えば学習効率がグッと上がります。

特化型の電子辞書とは、中日辞典・中中辞典・現代漢語大辞典などの複数の辞典が含まれている電子辞書です。英語版電子辞書にも付属する中国語辞典もありますが、残念ながらそれだけでは古語・慣用句・新語などに対応できません。中国語用電子辞書を選ぶ際は、特化型を選ぶのがおすすめです

電子辞書はアナログ辞書に比べ、実践的な例文が多く質が高いのも魅力です。アプリと比べてみても情報量が多く、同じ単語のニュアンスの違いなども学べます。より効率的な学習をするためにも電子辞書をおすすめします。

単語の意味だけ覚えるのではなく、その単語が会話や文中でどのような使い方をされているのかまで覚えるようにしましょう。1つの単語で覚える情報量が多くなるので、間違えて覚えないように注意してください。

中国語の漢字は、簡体字（かんたいじ）と繁体字（はんたいじ）の2種類の字体があります。同じ中国語でも地域によって字体が異なるので、用途に合った辞書を選びましょう。

一般的な中国語を学習するなら、簡体字の中国語辞典がおすすめです。簡体字（英語:simplified）は、従来の漢字を簡略化した字体で1950年代に制定されました。中国本土・マレーシア・シンガポールなどの地域で、簡体字は使われています。

簡体字を使用する人口が非常に多いため、現在は簡体字が中国語の標準です。日本で手に入る中国語辞典の大部分は、簡体字の辞典になっています。電子辞書に収録された中国語辞典で、記載がない場合は簡体字の辞典と考えていいです。

香港・台湾・マカオなどの地域の中国語を学びたい方は、繫体字表記の辞書が収録されたものを選びましょう。繫体字は、簡略化されていない伝統的な漢字が使われた字体です。画数が多く複雑な字体で、簡体字に比べると使用する人口はかなり少ないです。

繫体字表記の辞書と簡体字・繫体字が併用された辞書があります。ただし、日本で販売されている繫体字の辞書は少ないです。

学習機能が充実していれば使いやすいかといえば、そんなこともありません。文字が見にくければ目が疲れ、使いにくいと感じる人もいます。文字の大きさ・フォントが変更できたりカラー表示の有無も、その人にとっての使いやすさに大きく影響するのです。

メーカーからの商品情報とあわせて口コミもチェックして、自分が重視したい機能の使い勝手を事前に確認するようにしましょう。

中国語の電子辞書を扱う主なメーカーには、カシオ・キヤノン・シャープなどがあります。カシオは学習に役立つ例文が豊富で、タッチパネルなどの機能も充実しており学生を中心に人気です。 キヤノンは、リーズナブルで軽量コンパクトなモデルが多いのが特徴で、出張や旅行に持って行くのに便利です。

シャープには中国語に特化した、見やすいカラー表示・手書き入力ができるモデルもあります。ボディも機能もコンパクトながら必要な機能は揃っており、手軽に単語を調べたい人におすすめです。人気メーカーの商品も、ぜひチェックしてみましょう。

中国語コンテンツがない辞書でも、追加でダウンロードが可能です。すでに別の言語の電子辞書を持っている場合、さらに電子辞書を買うのはコストもかかるし収納にも困ってしまいます。そんな時には、今ある電子辞書への中国語コンテンツの追加購入がおすすめです。

多くの場合、追加コンテンツはmicroSDカードで配布され、本体のカードスロットに差し込むだけで簡単に使えるので検討してみましょう。以下に、電子辞書の追加コンテンツの購入・ダウンロード方法・入れ方をまとめた記事があるので、参考になさってください。

中国語学習に特化した電子辞書をご紹介しました。アナログ辞書やスマホアプリでも学習できますが、より詳しく専門的に学ぶのであれば電子辞書を選ぶべきです。多少、初期費用がかかるかもしれませんが、使い勝手の良さ・充実した情報量を考えるとコスパは抜群です。

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