【無料も】電子辞書の追加コンテンツ徹底解説｜カシオ・シャープのダウンロード方法など

スマホやタブレットより検索しやすく、情報が正確であるため学生やビジネスマンに人気な電子辞書。最近の電子辞書には、国語辞典・英和辞典だけではなく、さまざまな学習コンテンツも搭載されています。

さらに、追加で欲しいと思った辞書やコンテンツを追加コンテンツとしてダウンロードすると、電子辞書でできる機能を増やせます。第二外国語など勉強する際にフランス語やスペイン語などの辞書も追加でき、また無料で利用できるサービスも多いです。しかし、追加方法がわからない方も多いですよね。

そこで、今回は電子辞書の追加コンテンツの種類や入れ方・追加方法・使い方について解説します。カシオのEX-word(エクスワード)やシャープのBrain(ブレイン)などのおすすめ電子辞書も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

通常の電子辞書にはデフォルトで国語辞書や英和辞典などの辞書が収録されています。フランス語モデルの電子辞書であれば、フランス語の辞書が通常収録されています。1つの端末に複数収録されているため、電子辞書はデフォルトの状態でも申し分なく使えるのが特徴です。

しかし、持っている電子辞書が学生向けの場合、特定の外国語の習得や専門分野の辞書が必要になった時に使用できない場合もあります。そのときには、欲しい辞書を追加ダウンロードするのがおすすめです。追加する辞書によっては無料と有料のものがあるので注意しましょう。

電子辞書の追加コンテンツの中でも、語学辞書や学習書は特にメジャーです。そんな追加ダウンロード可能な語学辞書や学習書で学べる主な分野は、以下の通りとなります。

• 英語
• 第二外国語
• スペイン語
• フランス語
• 中国語

英語モデルの電子辞書の場合、学べる言語は基本的に「英語」のみです。しかし辞書を追加ダウンロードすると、スペイン語やフランス語などほかの言語を学べます。

「電子辞書は日本語や外国語について学ぶアイテム」と認識を持っている方も少なくないです。しかし追加コンテンツをダウンロードすれば、以下のような語学以外の分野も学べます。

• 医学
• 地理

語学を学ぶ他に上記の分野まで学べる点を見ると、電子辞書は優秀な勉強アイテムと言って間違ありません。ただし医学や地理などのコンテンツは、語学コンテンツに比べて値段が高い傾向があります。

電子辞書の追加コンテンツとしてダウンロードできるのは、語学や医学などの分野だけではありません。追加機能として、「学習動画機能のダウンロード」も行えます。

電子辞書は主に画面に映った文章を頭にいれる形で勉強しますが、「それだけではなかなか頭に入ってこない」場合もありますよね。学習動画であれば、見る・聞くの2つの方法で学習できます。

電子辞書はモデルとして指定されている機器を使う以外に、スマホのアプリとしてダウンロードして使用できます。スマホは携帯性に優れているので、よりコンパクトに電子辞書を扱えるのが魅力です。

もちろん仕事で使うような「ビジネス英語」といった本格的な分野も学べる上、中にはゲーム感覚で分野を学べるアプリも存在しています。電子辞書アプリは無料のものも多いので、気になる方は確認しましょう。

電子辞書は辞書を閲覧するイメージが強いですが、今では電子書籍のダウンロードも行えるモデルも存在します。勉強に使える教科書的な電子書籍はもちろんですが、漫画のような娯楽書籍をダウンロードできるのもポイントです。

電子辞書がダウンロードできる電子書籍は多数あります。そのため普段から電子書籍をよく読んでいる人にも電子辞書はおすすめです。

「知る、聞く、学ぶに、歓びを。」のキャッチフレーズがあるカシオのEX-wordは、2004年から現在の2022年に至るまで数多くの機種が販売されています。そんなEX-wordでダウンロード可能なコンテンツは、主に以下が挙げられます。

上記を見ると分かるように、とくに「言語学」に関する追加コンテンツが非常に豊富です。英語モデルのEX-wordであっても、言語学コンテンツをすべてダウンロードすれば1つの機種で複数の言語を学べます。また、言語以外に医学や理化学といった専門的な分野を学べるのもポイントです。

シャープから販売されているBrainは、大学生向け・学生向け・ビジネス向けなど幅広い層に向けた機種を販売しているのが特徴です。そんなBrainでダウンロード可能な追加コンテンツは、以下が挙げられます。

• 英語
• ドイツ語
• フランス語
• 中国語
• 韓国語
• 図鑑
• 実用書
• 参考書

EX-wordに比べると数は劣るものの、多数の言語学をダウンロードできます。実用書や参考書なども用意されているため、検定に挑戦する上でも役立ちます。

また、動画を通してそれぞれの分野を学べたり、ゲーム感覚で学べたりする点もBrainならではの魅力です。加えてスマホ用アプリとしての利用・電子書籍のダウンロード・字幕リスニングなど、あると嬉しい機能も多数搭載しています。

ここでカシオの「EX-word」とシャープの「Brain」で追加できるコンテンツを比べましょう。

追加コンテンツの種類の数で見ると、EX-wordの方が圧倒的に多いです。また学べる言語学も複数あるため、複数の言語学を学びたい場合はEX-wordの方が適しています。

Brainには図鑑や実用書、参考書が用意されているので、試験や検定を受ける予定がある場合に適しています。

カシオの電子辞書にコンテンツを追加する際は、シリーズによってダウンロード方法が異なります。あらかじめ、コンテンツを追加したいモデルを確認しておきましょう。

データカードの場合は、電子辞書の本体カードスロットにMicroSDカードをセットするだけで追加コンテンツのダウンロードが行われます。どのスロットにセットしても読み込むため、一度に複数のカードを挿入しても問題ありません。

追加コンテンツはデフォルトの状態ではすぐに使いづらくなっています。そのため、コンテンツを追加した後はホーム画面に表示させておくと使いやすくなります。

CD-ROM版のコンテンツを追加するには、CD-ROMをセットしたパソコンと本体を付属のケーブルを接続して取り込む必要があります。その際注意したいのが、コンテンツインストールに必要なソフトはWindowsのみ対応で、Macには対応していない点です。

Windowsであれば本体とパソコンを接続した後にシリアルナンバーを入力するだけでインストール可能です。

ダウンロード版の追加コンテンツを利用する場合は、以下の手順で電子辞書にインストールします。

無線接続はWi-Fiを用いて電子辞書に直接コンテンツをダウンロードするのに対し、有線接続はパソコン経由で電子辞書にコンテンツを転送するのが主な違いです。手順を見比べると、無線接続の方が楽にコンテンツを追加できます。

しかし有線ならパソコンでコンテンツを管理できるので、便利さで言えば有線接続の方が上です。

カシオでは、EX-wordのXD-SXシリーズで英語学習コンテンツ「CNN ENGLISH EXPRESS」を無料配信していました。全世界20億人が視聴するCNNが世界で報道したニュースを教材化したもので、最新のニュースを英語で学べます。大学受験や資格試験に向けてリスニング力や語彙力の向上を目指すものとして利用できました。

この無料配信サービスは2020年7月1日から2022年5月18日までに計4回配信されていました。現在はサービス終了となっておりますが、今後の新しい配信サービスに向けてホームページなどをチェックするのもおすすめです。

シャープの電子辞書追加コンテンツのDL方法は、以下の通りです。

1. 「ブレーンライブラリー管理ソフト」をパソコンにインストールする
2. 「Brainライブラリー」にて、追加したいコンテンツを購入する
3. USBを用いてパソコンと電子辞書を接続し、転送する

このようにたった3ステップでダウンロードできるので非常に簡単です。また購入したコンテンツは、SDにカードに転送して持ち運びもできます。

また、SDカードスロットを搭載している電子辞書であれば、別売りのコンテンツカードを用いてコンテンツを追加できます。お手持ちの機種がSDカードに対応しているかどうかチェックしてみてください。

CD-ROMでコンテンツ追加をしてもエラー表示が出る場合は、仮想ドライブが原因と考えられる1つです。仮想ドライブを使用するCD・DVDコピーソフトがインストールされていると、コンテンツ追加が失敗する場合があります。

まずはコピーソフトの仮想ドライブ設定を解除しましょう。または、コピーソフトをアンインストールしてからコンテンツを追加してください。

メモリ容量に余裕がない状態でコンテンツをインストールした場合も、エラーが出るケースがあります。コンテンツによってインストールに必要な容量は異なるので、手持ちの電子辞書の容量をコンテンツの容量を確認しておきましょう。

各メーカーの追加コンテンツに必要な容量は、以下を参照してください。

電子辞書に追加できるコンテンツは数多く、自分の知りたい分野を集中的に追加すると電子辞書はさらに優秀になります。追加コンテンツを利用して、理想的なオリジナル電子辞書を作りましょう。